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≪人工呼吸の重要性≫

UGサービス 内木場(うちこば)です。(No.5)

心肺蘇生普及を行う上で、一般の方々の理解のため、文献や記事を探したところ、横浜BSLのサイトの内容が理にかなっており、且つ、分かりやすい文章でしたので抜粋し、皆様に読んで頂ければとの思いで投稿します。

≪人工呼吸の重要性≫

少し高度な人工呼吸マスクの記事ですが、横浜BLS のサイトより抜粋です。

上記記事の中のマスクは使用経験の訓練が必須の少し高度なマスクを使った人工呼吸法です。より医療現場で使用する物に近いマスクというイメージで大丈夫と思われます。

“心肺蘇生普及活動事業“にて我々が格安に販売する予定の” FIRST AID CPR KIT“に使用する一方弁付き人工呼吸用キューマスクfは簡易的に使用でき、目的を達成できます。救急隊が来られるまでのデッドタイムで最大限の救命活動と考えています。

詳細は、上記サイトを見てください。

人工呼吸は不要!?

昨今の心肺蘇生法講習では「人工呼吸はしなくてよい」という趣旨のことが言われることが増えてきているようです。

中には、蘇生ガイドライン改定で人工呼吸は不要になった、という受講者の声を聞くこともあり、残念ながら完全な間違いと言わざるを得ません。救命法指導員が間違ったことを教えたというよりは、受講者が曲解してそう受け取ったものと思いたい気持ちです。

人工呼吸を巡っては、正確ではない、という以上に、デマとも言うべき誤った知識が公然と流布している現実があります。

CPRの目的は心筋細胞と脳細胞に酸素を届けること

CPR(心肺蘇生)の目的は、ミクロの視点でいえば、体の組織細胞に 酸素 を届けることに他なりません。

細胞の中でも、特に重要なのは脳と心臓の細胞です。これらの細胞は一度ダメージを受けると再生しない細胞と言われているからです。

胸骨圧迫で胸を押せば、血流 が生まれます。

突然発症した心室細動(心臓突然死)であれば、倒れる直前までは普通に呼吸をしていますので、血液中に酸素が残っています。そこで胸骨圧迫を行えば、残っていた血液中の酸素を脳細胞・心筋細胞に送れます。少しの時間であれば人工呼吸がなくても大丈夫と言えます。

しかし、溺水や窒息で心停止に陥った場合を考えてみてください。息ができなくなり、血液中の酸素を使い果たした結果、心停止になったわけですから、いくら胸骨圧迫で血流を生み出しても、血中酸素が残っていなければ CPR の目的は達成できません。

また、突発的な心停止であったとしても、発見が遅かった場合や、10分、20分と長く胸骨圧迫を続けている場合は、血液中の酸素が枯渇している可能性が高いと言えます。となれば、当然、酸素を体内に取り込む動作、つまり人工呼吸が必要になってくるのは、ご理解いただけると思います。

人工呼吸の省略は「やむを得ず」の結果

50年を越える心肺蘇生法の歴史の中で、人工呼吸をしなくて良い、と積極的に言い切られたことは1度もありません。

災害や救急対応の第一原則、「自分の身の安全を最優先」を考えた場合に、感染リスクなどの問題から人工呼吸実施の優先度が下がるというだけに過ぎません。

やらなくてもよい、という積極的な理由はないのです。

なんの備えもなく、責任もない立場である「バイスタンダーCPR」では、感染防護の観点から、ダイレクトな口対口人工呼吸を行わないことをは決して責められるものではないでしょう。

しかし、緊急事態に備える立場である医療従者や学校教職員、スポーツインストラクターなどは、人工呼吸を含めたフルサイズの蘇生法の実施が期待されていることは昔から変わっていません。

非衛生的な状態であっても勇気を振り絞って Mouth to Mouth をしろと言っているわけではありません。しかるべき人工呼吸用デバイス/感染防護具を備えて準備するように、ということです。

最初に販売する予定の” FIRST AID CPR KIT“は簡易的に使用して頂きたい、安価な普及セットと位置付けています。

上記サイトのようなポケットマスク/バッグバルブマスク(BVM)を採用した、上級者用(仮称)も検討開始しています。

ポケットマスク(フェイスマスク)/バッグバルブマスクは人工呼吸を安全で効率的に行なうための道具です。

多くの市民向け心肺蘇生講習では、口対口人工呼吸を基本とした指導を行なっていますが、家族への救命を除けば、口対口人工呼吸は現実的ではありません。

それは医療の世界では、スタンダードプリコーション(標準防護策)と言って、「汗以外の人間の体液はすべて感染源である」と考え方が主流となっているからです。

心肺蘇生の口対口人工呼吸で病気が感染したという報告はほとんどありませんが、他人の唾液に触れてまで人工呼吸をすることは医療従事者には求められていません。

そこで医療従事者をはじめとし、職業的に心肺蘇生をする可能性がある人は、医療器具としてきちんとした感染防護具、つまりポケットマスク(フェイスマスク)やバックバルブマスクと言った器具を使って人工呼吸をすることになっています。

高い防護性能と低い心理的抵抗感

これは傷病者の鼻と口に密着させるフェイスマスクと、吹き込み口(一方向弁)からなっていて、フィルターと併せて、傷病者の呼気や吐瀉物が救助者の口元にこないような設計となっています。フェイスシールドとは違い、傷病者の顔と密着しなくて済むので、心理的なやりやすさも絶大です。折り畳み式でコンパクトに収納でき、専用のポーチにはベルト通しが付いていて携帯が可能です。プール監視員やライフセイバーなどは常に携帯しておきたいものです。

ポケットマスクは、町中に設置された AED の付属品として用意されている場合もあります。

 ⇒初回販売予定のバージョンアップ・上級者用(仮称)するように検討を開始しています。

≪まとめ≫

ポケットマスクとバッグバルブマスクの違いは、以下のようになります。

・ポケットマスクは、一方弁付きの人工呼吸用マスクで、救助者の口から傷病者の口に直接空気を送る器具です。救助者の唾液や傷病者の吐物などの感染リスクを減らすことができます。

・バッグバルブマスクは、ふいごと同じ仕組みで傷病者の口と鼻に空気を送り込む用手的な人工呼吸器具です。自動的に膨張するバッグ、リザーバーバッグ、一方弁からなります。酸素ガスなどがなくても使用できますが、気道の開通性を保つためには注意が必要です。

ご理解頂けましたでしょうか? やや専門的なことになり、難しいと思った方々は何度か読み返すと理解できると思います。不明な点は、ホームページの問合せから質問を送ってください。

本日の内容は、横浜BSLのサイトより抜粋致しました。より、一般の方々が理解しやすい内容と思います。

これらの目的の基、“心肺蘇生普及活動事業”を立ち上げました。

ご理解を頂ければ幸甚です。

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